平井の道(平井の閻魔さま~鹿野大佛)

平井川於奈淵

平井の道(平井の閻魔さま~鹿野大佛)

 三十戸許は小名宿に軒を連て住めり、此所に毎月六の日の三次をもって市をなし、近村の里民集りて産物或は太織・青梅縞の類を交易す~~村内に一條の道あり御嶽山への往還なり(江戸道)            (新編武蔵風土記稿より)
 江戸道が主に平井川の右岸に対し、平井川左岸の地域を併行する道もあった。この道は沢や入が多い平井村北部丘陵地域への進入路でもあった。                                 (日の出町史より)

  各所の案内はマップの下にあります

武蔵五日市駅発⇔福生駅行きバスで「三吉野」で下車

保泉院     加賀前田家第五代藩主前田綱紀公をはじめ、縁者の祠堂位牌が安置されており、
         寺紋が前田家と同じ剣梅鉢であることからも寺領が前田公より拝領されたことがうかがえます
         閻魔堂には東京都指定文化財の閻魔王坐像(平井の閻魔さま 像高89cm)が安置されています

洋食DonDon   人気はランチタイムの「おまかせ洋食弁当」で、洋食屋さんですが中華、和洋折衷のおかずが沢山入ったお弁当です
         定休日は第2,4土曜日、日曜日 ランチタイムは11時~15時 予約・問合せは042-597-3232

平井川の橋を渡り、左岸の静かで、ふるさとを感じるような道に入る

祥雲寺      本尊は脇侍に掌善、掌悪童子を従えた延命地蔵菩薩で、室町時代の作と推定されています

ひので野鳥の森 約100㏊の里山で、季節ごとの草花、奥多摩の山々などの展望も楽しめます  詳しくはこちら

東光院       ご本尊は当山妙見の加護で屏風岩合戦に勝った足利尊氏の持念仏を奉納した薬師如来座像です
妙見宮      大久野焼けで全焼した妙見七星殿は昭和62年に韓国の材料と職人で、の極彩色の建物は再建されました

常福寺      宝篋印塔を礼拝供養すれば、あらゆる罪科も消滅し、極楽往生間違いなしと信仰されました

春日神社     「新編武蔵風土記稿」には「神体は馬頭観音座像で常福寺が社僧として祭祀をつかさどる」とあります
         9月の例大祭(平井のお祭り)では「鳳凰の舞」が奉納されます

平井川 於奈淵  多摩川水系50景に選ばれています 中里橋、平井橋などから

東光寺     先代の本尊は新編武蔵風土記稿にある室町時代前期と推定される宝冠釈迦牟尼如来座像とあります
         境内のスモモの逆イナ・バウアーをしたような古木はパワーを感じ見事です

寳光寺     鎌倉道の駅路に位置し祈願参詣も多く、源頼朝が平家追討の時に勝利を祈願したと伝わります
         天正19)年には徳川家康より十石の御朱印を賜っています 多摩の七湯の鹿の湯がありました
鹿野大佛    釈迦如来 青銅製 仏身12m、蓮華台3m、納骨堂3m 重量60t 鎌倉の大仏さまより少し大きいです

八幡神社     鎌倉期武将和田義盛の孫が崇拝する八幡神を平井山の麓に祀ったのがはじまりという
         岳の上から遷座し、鎮座800年を記念して全てを一新し2012年竣工しました

陶工房 愚陶庵 平井川のせせらぎ、里山の青々とした景観のなかで日常の器から茶道具までの陶器が作家の手で作られています
         電動ろくろで陶芸家気分が味わえる「陶芸体験教室」も楽しめます

幹寿司     創業50年を迎える地元に愛される老舗寿司・うなぎ・その他各種料理を味わいます  定休日は火曜日・水曜日

9月末の「平井のお祭り」は宿通りが華やぎます お祭りは全山車が一同に競い合う夜がお勧めです